長野のスキー場でバスの運転手をしていた時の話 リゾートバイト体験談

長野のスキー場でバスの運転手をしていた時の話 リゾートバイト体験談

20代前半の頃、給料激安タクシーの運転手をやめた後は地元の工場などで働いていました。昔からスキーが好きでいつかはスキー場で働きたいなと思っていました。

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目次

採用とお給料

ある年の秋にバイト雑誌でスキー場送迎バスの運転手の仕事を見つけました。長野県の北部にあるスキー場です。

履歴書を書いて送ったらしばらくすると担当者から電話連絡がありました。

「採用です。」

とのことでした。トラックやタクシーの経験があることと大型自動車二種免許を持っていたのが良かったのかもしれません。

担当者の方は電話口で

「給料はいくらほしいですか?」

僕「?!、、、」

(ここでいくらって言えばいいのか?あまり高く言わない方がいいのか。はたまた思い切って高額報酬を要求するべきなのか)

まさかいくらほしいか聞かれるとは思ってなかったので戸惑いました。

一瞬考えて

「あ、日給1万くらいで」

と言ってしまいました。

当時は今よりもスキー人口もかなり多くまだスキー場も景気が良かったみたいです。結局言った通りの額が自分の給料になりました。住み込みの寮はタダ。二食付きです。しかもリフト券タダ。期間限定リゾバにしてはなかなかいい条件でした。

今思えばあの時どうでもいい遠慮深さを発揮せずにもっと思い切った額を提示しておけばと悔やんでいます( ;∀;)

契約は12月初めから次の年の3月いっぱいまで。

仕事内容はもちろんバスの運転手。

運転は好きなので雪道でも特に苦にはなりません。

スキー客と従業員を最寄り駅からスキー場と隣接のホテルまでを往復する仕事です。

時々団体客を少し大きなバスに乗せて長野市まで往復送迎の仕事もありました。

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狭い寮と相部屋の住人

11月に地元の工場を辞めました。

12月始めいよいよ車に荷物を積み込んで地元滋賀から長野まで出発です。

現地に到着するとスキー場、ホテル、その他職場の案内がありました。

自分が春まで住む場所はスキー場のすぐ近くの寮です。

部屋は4人相部屋。

狭い。

二段ベッドが二つあるだけです。

想像する収容所的な感じです。

4人で相部屋というのも気になります。

さして誰にでもフレンドリーというわけでもない僕にとってはやや不安でした。

後日、相部屋の他の3人も到着しました。

他の3人は関東の人でした。

みんな年齢はだいたい自分と同じくらいです。(聞かなかったので知りませんが)

一人は背の高いイケメン。自分とは遠い世界で生きてる感じの人でした。

一人は髪の毛を腰まで伸ばしてヒゲも伸ばしている見た目からして怪しい雰囲気の人(後日●●●な薬品などを部屋に持ち込んで常用していたのでやはり見た目どおりでした。)

そしてもう一人は自分と同じ見た目普通、ごくごく普通の感じの普通の人(この人は海外で飛行機の免許をとるって言って勉強してました。この時は後に自分も同じ勉強をすることになるとは思ってませんでした。)

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他の三人はスキー場のリフト係や売店の店員などでした。

僕だけ運転手で勤務時間がみんなとは違いました。スキー場が始まるかなり前の早朝から始まったり夜遅くまでの時もあり相部屋の住人と会うことはあまりありませんでした。

送迎バスの仕事は楽しかったです。

朝早く真っ白な山道を下って駅まで行ってお客さんを乗せてスキー場まで戻ってきて降ろす。またはその逆。

基本お客さんはスキーを楽しみにきています当然ですが。なので楽しそうにしてるお客さんを乗せるのはこちらも楽しいです。

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もらい事故に遭う

トラックやタクシーもそうでしたが、運転手の仕事をしているとやはり事故が身近にあります。

それまではトラックの運転をしている時に追突されたのが一回あったくらいで車を少し傷付けたりとか以外は特に大きな事故は起こしていませんでした(事故目撃は何回も)。

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ある日の朝、従業員のおばさんをJRの駅から山の上まで送る途中のことでした。

その日は気温が低く天気のいい日でした。

道路はツルツルのピカピカに凍っていました。

僕は慎重にゆっくり山道を登っていました。

もう少しでおばさんを降ろすバス停という所の坂道でした。

ふと上の方を見ると一台の乗用車がスーーーーーーーッと坂道を滑ってこちらへ向かってきていました。

後ろの席に座っていたおばさんもそれに気づきます。

「キャーーーーーー!!!!」

悲鳴をあげています。

それほど広い道ではないので逃げる場所もありません。

僕はバスを停車させて衝撃に備えました。

「ドーーーーン!!!」

乗用車は見事にバスの右前タイヤの後ろ付近に突き刺さるような形でとまりました。

幸いなことに向こうもさほどスピードは出ておらず相手側の被害はボンネット右前とバンパーが壊れている程度です。乗っている人も無事な感じです。

僕は窓を開けて乗用車に向かって

「車動けますか~?」と聞いてみました。

乗用車の運転手は

「動けませーん」との返事です。

このままではバスと乗用車は合体したままでどうしようもないので

僕は「じゃあこっちが下がりますね~」

そういってバスをバックさせてました。

「バリバリッ」と音をさせて合体部分が外れました。バンパーは半分とれてしまいました。

降りてみるとバスは右前タイヤ付近の車体がへこんでいる程度です。

乗用車には関東から来た4人の大学生が乗っていました。

車は運転手の男の子がお父さんに借りてきた新車だったそうです( ;∀;)

4人とも結構動揺していてなにもできなさそうでした。

僕が警察に電話して事故処理のお願いをしました。

お互いに怪我がないこと、車は動けることを確認して連絡先の交換をしました。

バスは被害が小さかったのでそのまま仕事続行でした。

大学生4人組は1泊2日予定だったらしく次の日バンパーにガムテープを張った状態で帰っていくところを目撃しました。

乗ってたの?!

ある日スキー場のリフト乗り場からホテルまでの送迎をしていた時のことです。

何度か往復して休憩の為に車庫に帰ってふと後ろの座席を見回すとその真ん中あたりの列のシートの背もたれの向こうに小さな頭が見えました。

「え!!!!」

お客さんは確かに全員降りたはずなのに。

すぐさま近くに行ってみると小学生低学年くらいの女の子が黙って座っていました。

めちゃくちゃびっくりしました。

心霊現象ではありません。

リアルリトルガールです。

スキーウエアを着たその小さな女の子はバス乗り場から他の大勢のお客さんにまぎれていつの間にか乗り込んでいたようです。両親とは別行動だったのでしょう。

降りる場所がわからず誰かに聞くこともできずそのまま乗っていたようです。

バックミラーからはシートの陰になって見えてませんでした。

「ホテルまでいくの?」

そう聞くと女の子はちょっと怯えたようにうなずきました。

「見えなかったよーごめんね~」

僕はそう言って改めて女の子一人を乗せてスキー場隣接のホテルまで送り届けました。

ツルツルの朝

春先になると気温も上がり道路や周辺に積もっていた雪は昼間にゆっくり溶けだします。

溶けた雪は道路に流れ出てきます。

それが夜から朝にかけて気温が下がりツルツルのアイスバーンになります。

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まさにスケートリンク状態です。

駅からスキー場までは山道で上り坂になっています。

早朝には寮がある山の上からバスで山を下るんですが、アイスバーンになっている朝は思いっきりゆっくり走っても油断するとタイヤがロックして滑りだすことがあります。

そんな時は道路わきに置いてある融雪剤を危険個所にバラバラとまいてからバスを進めます。

ツルツルの朝はほんとに怖いです。

大きな事故はしませんでしたが一度だけ下り坂のカーブで滑ってしまい除雪した雪が積んであるところに乗り上げてしまいました。

幸いスピードはかなりゆっくりだったので車が壊れたり怪我したりはありませんでした。

今でも春先の朝には特に慎重に運転するようにしています。

救助

雪道に慣れていない関東あたりから車で来るお客さんも多く、こっちが気をつけていても向こうから滑ってこっちに向かってくるのでぶつからずともヒヤッとすることは何度もありました。

そんなある日、道路わきの溝にはまって動けなくなっているRV車を発見します。

いるんですよね。4WDの大きなRV車に乗って張り切って雪道でスピードを出して道路からはみ出してたりひっくり返ったりする人が。

うちの実家(雪はたまに積もる程度)がある場所でも雪が積もった日、田んぼでひっくり返ってるのは必ず大きな4WDでした。

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その日遭遇したRV車もそんな感じでした。

雪で滑って溝にはまり動けなくなり数人がかりで押したりして脱出を試みていました。

そこへヒーロー(僕)があらわれます(笑)

バスにはいつも牽引ロープが積んでありました。

バスをRV車の後ろに停め牽引ロープを持って颯爽と出ていきます。

心の中ではかっこいいBGMが流れています。

「これで引っ張りますね~」

僕はそう言ってバスとRV車それぞれのフックに牽引ロープを引っ掛けて運転席に戻ります。

バスをバックさせるとRV車を軽々と溝から出すことに成功しました。

いや~困っている人を助けるのは気持ちいいもんです。

あのまま脱出作業を続けてやがて夜になり吹雪になって凍え死んでいたかもしれないですからね(それはないか(笑))

旅立ち

そんなこんなであっという間に春がやってきました。

3月末で契約は終了です。

春からはゴルフ場の営業が始まるので残って働かないかとのありがたいお誘いをいただきましたがこれまた色々やりたことがあったのとゴルフ場にあまり興味がなかったので丁重にお断りしました。

同僚のおっさん達には帰りのお土産までいただきました。

名残惜しくも荷物を車に積み込み一冬お世話になったスキー場にさようならをしたのでした。

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