カナダ・ワーホリで寿司職人 ワーキングホリデー体験談

カナダ・ワーホリで寿司職人

19歳の時にカナダへワーキングホリデービザを使って一年ほどいたことがありました。

その時バンクーバーの日本人経営の寿司屋で働いた時の話です。

それまでの話① カナダワーホリ海外初一人旅

それまでの話② ユースホステルに長期滞在していた時の話

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目次

カナダでバイト探し

英語は全くできず知り合いもいない中で「カナダのバンクーバーへ行く」ということ以外は何も決めずに行きました。  →初海外一人旅はカナダワーホリ

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しばらくはバンクーバーのJericho beachというところにあるユースホステルに住んでいました。安かったので。当時一泊10カナダドルくらいでした。

一か月以上も住んでいると日本人の知り合いが増えてきてそのうちの一人からある寿司屋でキッチン係を募集しているよとの情報をゲットしました。

高校出てから一年工場で働いて100万円くらいは貯めてきたのですが旅行もしたいしお金はあったほうがいいしとりあえずバイトでもすっかということで早速電話してから教えられた住所に日本式の履歴書を持って面接に行きました。

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でてきたのはかなり癖のありそうな日本人オーナー兼店長。年齢は知りませんが見た感じ40才くらいの男性。

面接とは名ばかり「明日から来れる?」以外に特に質問もされず、

僕:「はい」

で次の日からそこで働くことになりました。時給は7ドル。当時の為替レートで日本円にすると600円くらいだったと思います。寿司を握ったり、下準備をしたりする係です。

寿司を握る?!

そんなことできるんか?

料理すらまともにやったことなかった僕が?

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料理したことないのに寿司職人になる

次の日から先輩日本人に教えてもらいながら寿司の下準備のやり方、お米のとぎ方、すし飯の作り方、そして寿司の握り方を少しずつ教わりました。

下準備のほうはなんとかできるようになったのですが寿司を握るのはなかなか難しく何度もすし飯にキュウリを載せて練習しました。

それでもオーナーには「こんなもん食えん!!」と言ってゴミ箱に投げ捨てられたりしながら。

それでも毎日やっているとだんだんできるようになっていき数週間後にはお客さんに出す寿司を握っていました。日本の本格的なお寿司屋さんからしたらそんなものはおそらくは寿司と呼べるものではなかったと思います。

でもここはカナダ、そしてそのお店のお客さんは日本人はほとんどおらず地元の人ばかりでした。

いまでこそバンクーバーには街中に寿司屋がありますが当時はまだそれほど多くはありませんし日本の本格的な寿司屋で寿司を食べたことがあるカナダ人のお客さんは少なかったのではないかと思います。

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そして時々自分で握った寿司をカウンターの下に隠してつまみ食いしていたのですが、これがなかなか自分で言うのもなんですがうまかったんですよね。

ネタはマグロ、サーモン、ホタテ、エビ、あとはアボカドメインでカニカマとマヨネーズを混ぜたものを裏巻きにしたカリフォルニアロール、サーモンのハラスをカリカリに焼いてキュウリと一緒に裏巻きにするBCロールというのを出してました。

今でも作り方を覚えているのでたまーにカリフォルニアロール作ったりします。

その店はちょっと変わっていて昼間は普通のレストランなんですが夜には音楽をガンガンにかける寿司バーに変身していました。

寿司の他にハンバーガーとかポテトフライなんかも出していました。

寿司を注文する人の多くは一緒にコーラやビールを注文していました。毎日深夜過ぎまで営業していました。

Cucumber =きゅうり

なんだかんだで仕事をしているとあっという間に時間は過ぎていきましたがなんせ英語が全くできなかったのでウエイトレスの女の子とのコミュニケーションに苦労しました。いつもカウンターの後ろに辞書を置いてました。

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そのころtunaやsalmonは何となく聞いたことがありすぐわかったのですがオーダーシートに”cucumber roll”と殴り書きされたものが初めて来たとき「カカンバーロールてなんや?」とすぐに辞書を調べてcucumber=キュウリ(Cucumber roll=かっぱ巻き)だということを知りなぜか感動したことを覚えています。

旅立ちの日

4、5か月くらいは働いたでしょうか。ビザは一年しかないのでインチキ寿司職人になるためにカナダに来たわけではなくさらにいろんな所に行ってもみたかったのでやめて旅立つことにしました。一緒に働いていた人たちとも仲良くなりとてもいい思い出です。

あのお店は今でもあるんだろうか。あの頃働いていた人たちは元気だろうか。いつかまた訪れてみたい気もする。

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