「NISA貧乏」って聞いたことありますか?
なんでもNISA枠を埋めるために生活費を削り給料の内の大部分をつみたてNISAや成長投資枠のNISAにぶっこんでそのために極度な節約生活、貧乏な暮らしをすることを「NISA貧乏」と呼ぶそうです。
20代、30代の若者に多いそうですが(実際にどのくらいの数いるのかなどの統計は見たことない)、飲み会には絶対行かず高い食事や趣味にも使わず本当に最低限の出費に抑える。中にはそのために彼女と別れて積立を優先し満足な額が貯まるまでは結婚もしないと宣言する者もいるとかいないとか。
どう思いますか?
僕の個人的な意見では、
やりすぎでしょと思います。
気持ちはわかりますよ。早いうちから積立ておけば将来のお金の不安から解放される。
S&P500やオルカンの投資信託に積み立てておけば平均年率7%くらいで成長し30年後には数千万に膨れ上がり老後は安泰、うまくいけばFIREもできちゃうかもとか。
そのためならすべてを犠牲にしひたすらつみたてる。
旅行にも行かず、美味しいものも食べず、映画も見に行かない。

平日は月金で働き毎月振り込まれる給料をそのまま証券口座へ移し積みあがる数字だけを何年も眺めて若い時間を過ごす。
歳をとってから若いころを振り返り
「あ~25歳の時オルカンにがんばって積み立てたよな~いい思い出だ~」
ってなりますかね?
数十年後にめでたく1億円貯まりました。
で、その時もし積みあがったものがお金だけだったら、
なんの思い出もない、
経験もスキルもない、
で、一億円で急になにかやりたいことがポっと生まれますかね?
歳をとってからはじめて旅行に行って感動したり心から楽しんだりできると思います?
僕はそれはないんじゃないかなって思います。
確かにお金の不安はなくなるかもしれません。ですが今度は貯まった一億円を減らさないようにまた次の節約生活に突入、あるいはちょっと余裕ができたのでちょっとした贅沢な買い物をしておわり。またはさらに増やしたいとか考えるようになるかもしれません。
やはりすべてを犠牲にしてNISA全振りはやりすぎではないかと思いますね。

だからと言って将来の為に積立なんてする必要ない。
有り金全部使っちまえ。明日生きてる保証なんてどこにもない。
なんていうつもりはありません。
今か将来か、零か100か、白か黒かではなく、
どっちも大事。将来も今この瞬間も。
なのでもらった給料のほとんどを積立投資に回すのではなく、
今やりたいことに使い、欲しいものも買い、行きたいとこにも行く。
だけど一部は将来の為にとっておく。
今は手数料が安い投資信託がネットで簡単に買えます。しかもNISAに入れとけば非課税。
積立額はその人の考えやもらってる額に応じて決めればいいと思います。
ただ食う寝る働くスマホ見る以外に何もできなくなるほどの額ではやりすぎだって話です。
若い時間は二度と戻ってきません。
100億円もってる100歳の老人と1万円しかない20歳の若者。
どっちかに自分が今すぐならないといけないとしたらどっち選びますか?
若い時の経験や学びには積立額以上の価値があります。
本を読むにもどこかへ行くにも多少のお金はかかります。
若い時になにか興味があること、やりたいことがあるなら積み立てのために我慢せず
是非とも今すぐやってほしいと思います。

個人的には何かやりたいことがあるなら借金してでもいいので若いうちにやるべきだと思ってます。
今と未来の自分はつながっています。
今を積み重ねた結果が未来の自分です。
積立だけの人生なら積立だけの自分。
仕事だけの人生なら仕事だけの自分。
NISAやるなら「ちょこっとNISA」くらいでいいのではって思います。
今あるお金とできることとやりたいこと、将来必要なお金と積み立てに回せるお金の割合。
今しかできないこと、人生で使える時間。
近くと遠く。今と将来。どっちもチラチラと見ながらいくがいいのでは。

