381系特急やくも復活国鉄色 山陰鉄道満喫旅 

やくもリバイバル国鉄色が米子駅へ到着

381系やくも復活国鉄色が走り始めたニュースを見てからというもの

これはどうしても行きたい(`・ω・´)

何が何でも381系特急やくも国鉄色を見に行きたい!!!!

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そう思うようになり夜は8時間しか寝られない日が続いていましたw

そしてさらにこれを見ないと今後の生涯長きにわたり後悔するとの大きな懸念がありました。

そんなわけで行くことにしました。

鳥取県米子まで。

はるばる北海道から。

381系特急やくも国鉄色は8、9、24、25号で運用されていますが時々運休もあるのでご注意を。。山陰観光連盟【公式】さんが運行情報をtwitterで発信されていますのでご確認ください。

今回は他にも用事があったのでそれも含めて10日間の旅。

荷物はあまり増やしたくなかったので大きな一眼レフは持って行かずにiPhone13proのみで撮り鉄の旅です。

iPhoneのみで鉄道写真を目的で旅に出るのは初めてのことです。最近増えてる「スマホ鉄」ですね。

カメラ性能の評判が結構よかったので今年の春に長らく使ったiPhone7plusからiPhone 13 proに買い替えました。

iPhone買い替えというよりカメラ買い替えといった感じです。

(この買い替えに際してiPhone7plusとあまり使ってなかったペンタックスのK-70と16-85mmレンズを売却しました)

iPhone13proをしばらく使ってみての感想は写真・動画ともにかなりいいのです(ざっくり感想、、、)。

これはよっぽどの撮影以外はiphoneのみで事足りてしまいそうです。

SONYのカメラも現在ほぼ使ってないので売ってしまおうかどうしようか考え中。

iPhoneとカメラの話はさておき今回は381系やくも復活国鉄色の旅です。

ちなみに国鉄色とは、、、明確な定義はないようですが国鉄時代に列車に施されていた塗装のことです。特急ならクリーム色の車体に赤や青のラインが代表的です。その他にもオレンジ色、緑、茶色などある程度決まったパターンがありました。JRになってからも「復活国鉄色」「リバイバル運行」など一部の列車を国鉄時代のカラーに戻して鉄道ファンや昔を懐かしむ中高年の注目を集めています。参照wikipedia:国鉄色

目次

新千歳から米子

今回の旅の目的は381系特急やくも国鉄色を見ることと他の用事のために大阪、東京へ行くこと。

どうせなら特急やくもは乗ったことがないので乗ってみたい。

特急やくもの運行区間は島根県の出雲市駅から岡山駅まで。

ルートから考えてまずは出雲市駅へ行ってそっから岡山→大阪→東京と行くのが良いんですが出雲空港へはANAが飛んでない!(※ANAのマイルを使うつもりだった)

そんなわけでANAが飛んでいる出雲市に一番近い空港、鳥取県の米子空港へ行くことに。

新千歳空港からは直行便がないので羽田空港で乗り換えです。

千歳は曇り空
乗り換え羽田も曇り空(-.-)

米子空港到着です!

あ~雨☔(>_<)

雨の米子空港(>_<)
米子空港へのアプローチの様子を客席から
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米子空港(YGJ/RJOH)は初めての利用です。

滑走路は一本で小さな空港ですが国際線・国内線が運行されています。

ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんが境港市で育ったということで空港の愛称は「米子鬼太郎空港」だそうです。

荷物のターンテーブルには目玉おやじが回っていました👀

米子鬼太郎空港ターンテーブルの目玉おやじ
米子鬼太郎空港 
ターミナルビルの外にも鬼太郎が

今夜泊まるホテルのある米子駅近くへは空港バスが便利です。

が、米子空港にはJR境線が隣接しています。境線は乗ったことがないのでもちろん鉄道を利用します。

空港ターミナルから米子空港駅へはゆっくり歩いて10分かからないくらいです。

無人駅で列車はワンマンですが乗車はicocaやsuicaなどのICカードが使えます。

ただ本数は少ないので要注意です。

JR米子空港駅ホーム
米子空港駅

境線は非電化区間です。

雨の米子空港駅にキハ47がやってきました。

タラコ色(首都圏色)の気動車いいですね~(これもキハ40系の他にキハ20系、35系、45系などの気動車で昔から使われていた国鉄色ですね)

米子空港駅から米子駅への所要時間は約30分ほど。

下校時刻と重なり学生が沢山乗り込んでは降りていきました。

米子駅到着です。

米子駅は昔から山陰地方の鉄道の要衝となっています。

山陰本線、伯備線、境線の列車が全て停まります。

米子での予定はホテルに荷物を置き夜の駅で岡山からくる特急やくも国鉄色とサンライズ出雲の撮影します。

次の日の朝さらに出雲市から岡山へ向けてやってくるやくも国鉄色を駅で撮影しその後にやってくるやくも通常カラーに乗って岡山へと向かう計画でした。

痛恨の凡ミスと夜の米子駅撮影 

ホテルに荷物を置き明日の切符を買うために緑の窓口へ行きました。

駅の通路にやくも50周年のポスターが貼ってあります。

50年か、すごいな~

否が応でも胸が高鳴ります(≧◇≦)

特急やくも50周年ポスター
特急やくも50周年ポスター

切符売り場の脇に貼ってあった紙に

「特急やくも国鉄色運転日にご注意ください」

と運行日カレンダーが貼ってあります。

「いやいやネットで運転日調べてきたからだいじょうびだいじょうび(*´з`)」

でもまあ一応ということで見ておきました。

よくよく見るとなんと次の日の朝の岡山行き国鉄色は運休?!

え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、

1万回くらい見直しましたが

何度見ても明日は運休

「やくも国鉄色運休」

Σ(゚д゚lll)ガーン

え—————————————————————————!!!!

ネットでちゃんとチェックしたはずが、、、、、、、、、、、_| ̄|○見落としていたようです

北海道から海を越え山を越えはるばるやってきたのに( ;∀;)

朝日に照らされやってくる特急やくも国鉄色を見るためにやってきたのに( ;∀;)

このまま夜の駅でちょっとだけ撮影して米子で魚を食べて帰るだけではここまで来た意味がない(`・ω・´)

流れる涙をふきふきしばらく考え予定を変更することにしました。

米子ではさらにもう一泊、合計2泊し国鉄色は明後日の朝、駅で撮影してからその次の列車で岡山へ向かうことにしました。

これで全て解決。意外に簡単に解決。

めでたし。(これからやくも国鉄色撮影行く方は運行日じゅうぶんご注意ください(;^ω^)

絶望の淵から気分一新、夜の駅での撮影です。本日夜の出雲市行き国鉄色は運休ではないですからね。

駅での撮影は他のお客様の邪魔にならぬよう三脚なしのiPhoneのみで撮影。

マナーを断固守りぬく撮り鉄「マナー鉄」です。

さすがに平日の夜に駅で撮影してる暇人はほとんどいないようです。

怒号が飛び交うこともない平和な駅構内を縦横無尽にiphoneを片手に持ったおっさんは動き回ります。

そうこうしているうちに出雲市行きの特急やくも国鉄色が米子駅2番線にやってきました。

おおー------これですこれですこの色です!(≧◇≦)!!!

クリーム色に赤のラインが国鉄時代の特急列車の色。

子供の頃に夢中になって追いかけた国鉄時代の特急列車の色。

夢中だった子供時代に帰ったみたいな気分です。

感動のあまり列車が見えなくなるまで見送りました。

あ、夜だけど国鉄色見れたし感動したし結構満足してしまった。

今回の旅の目的、完了?

2泊する必要なかった?

いやいや、やっぱり明るい時間にも見ておきたいので延長はあれでええ。

夜の米子駅にはサンライズ出雲東京行きもやってきます。

いいな~まだ乗ったことないのでいつかは乗りたいサンライズ、ぼくもわたしもサンライズ

有名鉄道系ユーチューバーなどがこぞってサンライズでの最高な列車旅を自慢げにアップしているのを指をくわえて見ているだけでは満足できません。

こちらは日暮れ前に撮ったノーマルカラーの特急やくもが米子駅で並んだ様子↓

そしてキハ187系スーパーまつかぜ鳥取行きもやってきます。

鉄道デザイナーさんには申し訳ないですがキハ187系はこの全てをそぎ落としたかのようなあまりにも遊び心もアートもないあっさりしすぎたデザインが好きではありません。

気動車、電車、特急、大きく鬼太郎が描かれた列車など様々な列車がやってきます。

夜の米子駅は鉄オタにはかなり楽しめます。

115系のモハ115改造型クモハ115形(114形)

駅のいたるところでゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクター達に出合えます

キハ126系 まんが王国鳥取ラッピング列車
キハ40 鬼太郎列車

こうして撮り鉄の夜は更けていくのでした。

順番前後しますが夜遅くまで駅の中を駆けずり回る予定だったので駅に行く前に鳥取の美味しい魚で381系やくも国鉄色前祝いをしておいたのでした😋🐟

美味しいお刺身と煮魚とビールをいただきました(^_^)

米子1泊のみの予定が思いがけず間に一日余分な日ができました。

これはいい機会なので行ったことないところへ明日行ってみよう。

てことでホテルに帰って作戦を立てます。

松江と一畑電車で行く1日小旅行

次の日は松江城付近と一畑電車にのって宍道湖を一周して米子まで帰ってくることにしました。

一畑電車は松江から宍道湖の北側を回って出雲市と出雲大社へ行く路線をもっている100年以上の歴史がある地方私鉄です。

のどかで素敵な風景の中を走るとても魅力的な一畑電車に一度は乗ってみたいと思っていました。

一畑電車は中井貴一主演の「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」という映画の舞台にもなっています。

気になる方は是非見てみてください↓

米子から松江まではJRで行きます。

JR松江駅から一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へは少し離れています。

せっかくなので松江市内を散歩しながら松江城と小泉八雲記念館も見てから一畑電車に乗ることにしました。

曇り空 松江駅

松江城のお堀には遊覧船もでていていい雰囲気です

お~松江城、立派ですね~

100年以上前に建てられた国宝です。つまりは国の宝です。さすが威厳と美しさがそこらへんに建ってるコンクリート製の無味無臭のビルディングとは格が違います。

松江城天守閣

松江城の敷地を通り抜けて小泉八雲記念館へ行ってみましたが休館日でした(;^ω^)ついてないね

となりにある小泉八雲旧居は開いていたのでそちらへ入ってみることにしました。

小泉八雲が松江に住んでいた期間の一時期に実際に住んでいた家だそうです。

こじんまりとした家ですが、家の中も庭も完璧な美しさでした。

小泉八雲旧居

さらに歩き一畑電車松江しんじ湖温泉駅に着きました。

一畑電車松江しんじ湖温泉駅の正面入り口
一畑電車松江しんじ湖温泉駅改札

次の電車まではちょっと時間があるので買ってきたおにぎりなどを食べたり駅の周辺をうろついたりします。

時間が来たので出雲市行きの列車に乗り込みます。

宍道湖を左側に見ながらのんびりと列車は走ります。

前日まで天気悪かったので湖面はかなり荒れていますね。

途中の一畑口では途中下車が可能とのことだったので降りてみることにしました。

降りる時に運転手に「途中下車します」と言って切符はそのままなくさないように持っておきます。

乗る時にはまた運転手に途中下車である旨を伝えて切符を見せて乗り込みます。

無人駅なのでだれもいないのどかな駅です。

この駅だけ行き止まりのスイッチバック式の駅になっているので松江しんじ湖温泉駅、出雲市どちらからやってきた電車も方向転換して出ていきます。北海道の遠軽駅みたいなかんじですね。

天気も良くなってきて気持ちいい空が広がっています。

一畑口駅駅舎
一畑口駅舎
一畑口駅ホーム
一畑口駅ホーム

出雲市から5000系がやってきました。

撮影もできたので次の列車に乗って出雲市へ。

途中日差しがあたたく気持ちよくて寝ちゃいました(*´з`)

出雲市駅に到着。

結構大きな駅です。

出雲市駅の正面入り口

さて一畑電車も満喫したしJRで米子へ戻りますか。

ホームへ上がると案内板に次の列車の表示がありました。

「WEST EXPRESS銀河 京都行」

おっ——!!

これはラッキー!!

WEST EXPRESS銀河はJR西日本が2020年から運行を開始したまあまあ豪華な特別列車です。

まだ本物は見たことなかったのでうれしい!!

ホームには撮り鉄らしき人の姿もちらほら

そしてこれからWEST EXPRESSに乗車しますのよ的な雰囲気の人もいます。うらやましー-!!

15分ほどするとやってきました。

いいなぁ~これもいつか乗ってみたい!!

出雲市駅に停車中のWest Express銀河
出雲市駅に停車中のWest Express銀河
出雲市駅に停車中のWest Express銀河先頭車両
出雲市駅に停車中のWest Express銀河先頭車両

そんなこんなで大満足の1日小旅行をして米子へ戻ってきました。

昨日は暗くて周りをよく見てなかったのですが米子駅前には空へと昇るSLの大きなモニュメントが建っています。

山陰の鉄道発祥地、米子らしい素晴らしいモニュメントですね!

米子駅前SLモニュメント
米子駅前SLモニュメント
米子駅前SLモニュメント
米子駅前SLモニュメント

朝の381系やくも国鉄色

3日目の朝はいよいよ明るい時間にやくも国鉄色を見ることができます(≧◇≦)

興奮しすぎてカメラワークが酷いことになってしまいました^^;すいません

ま、念願の国鉄色を見ることができて大満足でした。

また列車が見えなくなるまでホームで見ていました。やっぱりいいわ~国鉄色!

381系リバイバルやくも米子駅へ到着

こうして2泊3日山陰やくも国鉄色とその他鉄道満喫の旅は終わり次の岡山行きのやくもノーマルカラーに乗り岡山、そして新幹線に乗り換え大阪、東京へと向かいました。

めでたし。

381系ノーマルカラーで米子から岡山へ向かいます

JR西日本懐鉄入場券を集める おまけ

JR西日本の主要駅で現在発売されている懐鉄入場券というのがあります。こんな入場券の企画やってると知らなかったのですが米子駅で見かけて買ってしまいました。

JR北海道でやっていたわがまちご当地入場券や北の大地入場券みたいな感じですね。

懐鉄入場券の魅力は切符にそれぞれの場所にゆかりのある懐かしいヘッドマークをつけた列車の写真とヘッドマークが両面に印刷されているところです。

1970年代から90年代頃に活躍していたカラーの絵入りヘッドマーク付き特急&急行列車たちを切符で集めて楽しめます♪

僕が子供の頃に見ていた特急列車には必ずこのカラーの絵が入ったヘッドマークが先頭車両に掲げられていました。

カラフルなヘッドマークはとても魅力的で列車のカッコよさをさらに引き立てていました。

これは集めるしかないですねww(=^・^=)

ちなみに専用のファイル(「懐鉄」入場券コレクションバインダー)もJR西日本のネットや売店で発売されています。

JR西日本懐鉄入場券岡山駅のデザイン瀬戸といなば
JR西日本懐鉄入場券岡山駅のデザイン裏面
「懐鉄」入場券コレクションバインダー
「懐鉄」入場券コレクションバインダー
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やくもリバイバル国鉄色が米子駅へ到着

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