本物はちょっと高くて買えないので木で水上飛行機を作ってみましたw
参考にしたのは僕が一番好きなデハビランドカナダDHC-3 otterという飛行機です(こんな感じの飛行機↓)。
De Havilland Canada DHC-3 Otterの初飛行は1951年ととても歴史のある飛行機です。
Otter(オッターとは英語でカワウソという意味)は当初ピストンエンジンを積んでいましたが後に改良型も開発され現在ではターボプロップ(ジェットエンジンでプロペラを回すエンジン)を積んだタイプも飛んでいます。フロート付きの水上機だけではなく車輪が付いた陸上機、スキーを付けたスキープレーンもあります。(画像・機体詳細参照:AirVectors)
単純に形が好きです。まだ乗ったことはないのでいつか乗ってみたいですね。
大きさ
大きさは実物からの縮尺を計算して作ったわけではなくある程度材料を用意して仮置きしてみながら全体のバランスみながらサイズを決めていきました。
あまり細かくリアルになりすぎないように(そんなにリアルには作れないというのもありますが^^;)丸みを帯びた可愛らしさのある形を目指しました。
サイズ(完成時の全体の大きさ) | |
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幅 | 約43cm |
長さ | 約35cm |
高さ | 約29cm |
重さ | 約1.5kg |
作成していくにしたがって形を整えるために削られて大きさは当初のものより少し小さくはなりましたがそれでも結構大きなものになりました。
今回釘やネジは使わなかったので重さは木材と塗料と木工用ボンドを少しの合計になります。最終的に全体で約1.5kgとかなりずっしりした感じになりました。
製作開始
ある程度のサイズに切った材料を何度も仮組、仮置きをしてはバラして形とバランスを決めていきます。
組み合わせ部分も彫ったり削ったりしながら調整します。
機体本体、主翼、尾翼、プロペラ部分、フロート部分、脚部の角度や形もさらに細かくバランスを考えながら整えていきます。
それぞれの部品の形も仕上げていきます。サンドペーパーで表面と角の磨きも始めます。
引き続きサンドペーパー、ヤスリ、ノミを使って結合部分の調整します。
当初は全部木工用ボンドで留めてしまおうを考えていましたが全体が大きくなりすぎるので接着せずに分解して片づけることができるように計画を変更しました。尾翼部分のみ接着しています。
またプロペラ部分は回転するようにしてみました。
塗装
全体の形、部品の形がすべて整い結合部もぴったりはまれば次に塗装です。
組み立てたままでは塗りにくいので分解して部品ごとに塗装します。
塗料は油性ニスとオイルフィニッシュを使用しました。
最初は接着しようと考えていたのでボンドが付くはずだった部分をマスキングしていました。塗料でも厚みが変わってしまうので結果的はこれでよかったのかもしれませんが。
接合部ではない全ての箇所に3~5回重ね塗りをしています。
プロペラシャフト部分は回転を良くするため、エンジンカウルの内側はダボで機体本体と接合するため塗装していません。
何度も塗っては乾かしを繰り返していきます。
完成
塗料の乾燥が終われば完成です!!(^O^)/
木製水上飛行機。
製作期間約3ヵ月。
次の作品作り始めます(^O^)
※購入・製作希望ございましたらお問い合わせまで